本文へジャンプ 2010年 08月12日 

 

MY Collection Room

Page 47 (Album編)

『Reprise 2010』
 by Kouichi Ogawa
01.Reprise 2010

哀愁漂うメロディーです。
落ち行く夕日にも似た物悲しさがありながらも、
また陽は昇るゆえ、哀しみばかりではないんだと語りかけてくるような
ギターの美旋律。泣きのギター炸裂です。

近日中にアルバム発表されるとの事で、
またそちらでも小川氏の美旋律に、大いに期待が掛かるところです!
『Prologue Live Boxx 2 / プロローグ・ライヴ・ボックス2』
 by ANTHEM
<Disc 1>
01.GYPSY WAYS / ジプシー・ウェイズ(ウィン・ルーズ・オア・ドロー)
02.LOVE IN VAIN / ラブ・イン・ヴェイン
03.Bad Habits Die Hard / バッド・ハビッツ・ダイ・ハード
04.Legal Killing / リーガル・キリング
05.Cryin' Heart / クライン・ハート
06.Silent Child / サイレント・チャイルド
07.Midnight Sun / ミッドナイト・サン
08.Shout It Out! / シャウト・イット・アウト!
09.Final Risk / ファイナル・リスク
10.Night Stalker / ナイト・ストーカー
<Disc 2>
01.Juggler / ジャグラー
02.Hunting Time / ハンティング・タイム
03.Evil Touch / イーブル・タッチ
04.Tears For The Lovers / ティアーズ・フォー・ザ・ラヴァーズ
05.Sleepless Night / スリープレス・ナイト
06.Jail Break / ジェイル・ブレイク(ゴーイン・フォー・ブローク)
07.Let Your Heart Beat / レット・ユア・ハート・ビート
08.Bottle Bottom / ボトル・ボトム

Vo:坂本 英三
G:清水 昭男
B:柴田 直人
Ds:本間 大嗣

デビュー25周年を迎えた2010年の2月25日と26日、
4th「GYPSY WAYS」(88年)と、5th「HUNTING TIME」(89年)の
完全再現ライヴが、それぞれ「プロローグ1」、「2」と銘打ち SHIBUYA BOXX にて
行われた。
その伝説の二夜を余すところなく収録した2枚組ライヴ・ボックス!
2枚のアルバムを収録・発表した80年代当時とは柴田直人(b)を除くメンバー全員が
異なる現在の最強ラインナップによって収録!
稀代のフロントマン坂本(vo)を筆頭に、日本屈指の名ギタリスト清水(g)、
凄まじいヒットを誇る本間(ds)、そして不動のリーダー柴田(b)!
シリアル・ナンバー入り5,000セット完全生産限定!
更に24ページのブックレット付き。

坂本氏の歌う(オリジナルは森川之雄氏)4th「GYPSY WAYS」と、
5th「HUNTING TIME」は、時折森川氏をも凌駕する激情的であり、
ワイルドな面を出しつつも、坂本氏独自のワールドを織り込みながら、展開する様は
さすがと言えるだろう!そして、派手さはこのライヴ音源では無いながらも、
柴田氏の爪弾くベース・ラインと一体となり、ヘヴィなボトムを支え続ける
本間氏のドラミング。特筆すべきは清水氏のギター・ワークだろう!!
トーンなどは今まで聞いたギタリストの中でも抜群のレベルですし、コードや
アルペジオなど一音一音が歪んだ中にもクッキリと表われているなどギタリストなら
誰もが憧れるであろうサウンドを紡ぎ出している。時には甘いトーンであったり、
攻撃的な面を出したりと、トーンの魔術師です。まさに清水氏のギタリストとしての
ポテンシャルの高さを見せ付けられた感じです。
全体を通してスタジオ盤も素晴らしいが、ライヴならではの臨場感が凄く伝わってくる
アルバムとなっている。

ちなみに、シリアル・ナンバーは、"02253" です。
でも、なんで5,000セット完全生産限定なのに、シリアル・ナンバーは5桁あるんだろ!?
『LIVE !! / ライヴ!!』
 by Sabbrabelles / サブラベルズ
1.METAL SABER / メタル・サーベル
2.COLD BLOODY MAN / コールド・ブラッディ・メン
3.HELL'S RIDER / ヘルズ・ライダー
4.みどり色の目の女
5.死神の涙
6.DEVIL'S RONDO / デビルズ・ロンド

Vo:高橋 喜一
G:松川 純一郎
G:佐野 博之
B:宮尾 敬一
Ds:石橋 茂雄

うん、やはり入手して良かった!と思わせる作り、いや演奏力と楽曲の素晴らしさ。
サブラベルズはやはり、"ライヴ・バンド" なんだとつくづく思わせる。
高橋 喜一氏の劇的なM.C. に煽られギターが切り裂く攻撃的なリフと、
ツイン・ギターならではの美しきハモリと、蛇の如くうねるベース・ライン、雷鳴のように轟くドラムスという、
これがロックだ!これがライヴだ!と言わんばかりにオーディエンスをのみこんで行く。
管理人が好きなのは、Track 04"死神の涙" & 05"DEVIL'S RONDO / デビルズ・ロンド"。
ちなみに、「Metal Saber」、「Hell's Rider」、 未発表曲の「Cold Bloody Men」と
「緑色の目の女」の4曲は実はこのアルバムでしか聴くことが出来ないのです。
それ故余計にこのライヴ・アルバムは聴く価値十分です!
『Angel Of Chaos / エンジェル・オブ・ケイオス(初回限定盤DVD付)』
 by CONCERTO MOON
<Disc CD>
01. THE EARTH DIES SCREAMING / ジ・アース・ダイズ・スクリーミング
02. ANGEL OF CHAOS / エンジェル・オブ・ケイオス
03. LOST IN THE DARK / ロスト・イン・ザ・ダーク
04. RIGHT HERE , RIGHT NOW / ライト・ヒア、ライト・ナウ
05. GONE / ゴーン
06. DANCE WITH THE GHOSTS / ダンス・ウィズ・ザ・ゴースツ
07. PLECTRUM / プレクトラム
08. LET ME STAY HERE / レット・ミー・ステイ・ヒア
09. LIVE TO WIN / リヴ・トゥ・ウィン
10. JUST BEFORE MIDNIGHT / ジャスト・ビフォア・ミッドナイト
11. STAND UP AND FIGHT / スタンド・アップ・アンド・ファイト
<Disc DVD>
01.レコーディング・メイキング映像
02.島紀史によるアルバム全曲解説
03.ANGEL OF CHAOS (PV)

Vo:井上 貴史
G:島 紀史
B:杉森 俊幸
Ds:長田 昌之
--- ADDITIONAL PLAYER ---
Kb:HITOSHI ENDO (On M-01,05,10)

01.THE EARTH DIES SCREAMING / ジ・アース・ダイズ・スクリーミング
  S.E.的なニュアンスの曲から始まりを告げるこのアルバム。
  タイトル通り地球が金切り声を上げて泣く様をギターが表現している。

02.ANGEL OF CHAOS / エンジェル・オブ・ケイオス
 ヘヴィなギター・リフとリズム・セクションから始まり、
 のっけからステージの一発目に相応しいと思われる。

 タイトルから推察するに、前の#1 "THE EARTH DIES SCREAMING" から続く楽曲と思われる。
 様々な混乱の中で我等が住む地球上に天使は舞い降りるのか!?
 人々がもっと幸せに暮らすに相応しい地球にするには?
 と我々に問いかけてくるメッセージが込められた曲であるのかも・・・

03.LOST IN THE DARK / ロスト・イン・ザ・ダーク
 ギター・リフが印象的!
 ライヴ冒頭で演って欲しいナンバー!
 かなりヘヴィな中にも、メロディがしっかりとしたヴォーカル・ラインというところも、
 この曲を更に素晴らしい曲へと次元を引き上げた要因と思われる。

04.RIGHT HERE , RIGHT NOW / ライト・ヒア、ライト・ナウ
 この曲は好きですね!
 なんかこうダークな雰囲気が漂いながらも、決してドロドロとまではいかず。
 ドライなダーク感といえば良いのか。

05.GONE / ゴーン
 ミドル・テンポなパワー・バラード的ナンバーで、
 ファスト・ナンバーだけでなく、
 こういう起伏の富んだ

06.DANCE WITH THE GHOSTS / ダンス・ウィズ・ザ・ゴースツ
 
--- 後日アップします ---

07.PLECTRUM / プレクトラム
 インスト・ナンバー。メロディが不思議な響きを持ちながらもメロディアスで
 他の楽器群をグイグイと引っ張っている印象を受けた好楽曲。
 ライヴで観たい!と思わせるナンバー。

08.LET ME STAY HERE / レット・ミー・ステイ・ヒア
  --- 後日アップします ---

09.LIVE TO WIN / リヴ・トゥ・ウィン
 重低音がはらわたに染み渡るミドル・チューン・ナンバー。
 ヴォーカルの力強さが前面に出ているし、
 ベース・ラインも心地良い!

10.JUST BEFORE MIDNIGHT / ジャスト・ビフォア・ミッドナイト
 インスト・ナンバーだがこちらはバラード的なニュアンスの強いナンバーで
 紡ぎ出されるメロディの宝庫といった感じがしますね。

11.STAND UP AND FIGHT / スタンド・アップ・アンド・ファイト
 ラストのファスト・ナンバーである。
 ライヴ後半にはもってこいの楽曲と思われる。


全体を通して今回のアルバムでは全曲日本語歌詞ゆえ、
感情移入も今まで以上に難しかったのではないだろうか。
しかし、そこは実力派ヴォーカリストである井上 貴史氏の本領発揮といったところで
これまで聴いた中でも歌メロディ・ラインも含めてナンバー1の素晴らしさ。

全曲日本語歌詞という意味では、ライヴでは訴えかけてくる言葉が私達オーディエンスには解るために、
逆に言えば今まで以上に楽しみなステージングが期待できる。

そして何より今回よりキーボードが居ない分、今までのどのアルバムよりもヘヴィでもある。
しかし、そこはコンチェルト・ムーンが今まで貫き通してきたメロウな所も随所にみられるが、
決して、ナヨナヨとしたロックにならずにヘヴィである芯は全くぶれてはいない!
このアルバムでは全体を通して、ドラムの音が気持ちよく響いてますね〜!
『AKATHISIA / アカシジア』
 by JURASSIC JADE / ジュラシック・ジェイド
1.高く 低く 遠く
2.BROTHER OF MINE
3.VERTIGO~眩暈~
4.THE COLDEST STONE
5.JANUS SAVES
6.紅の女王

Vo:HIZUMI
G:NOB
Ds:HAYA
B:GEORGE

今年2010年でデビュー25周年を迎えるジャパニーズ・スラッシュのパイオニア的存在である
JURASSIC JADEの新作となる6曲入りのミニ・アルバム。
重厚なギター・サウンドと、印象的なリフが凄く多く、
またクリーン・サウンドを巧く使う箇所があるなどセンスの良さが際立つ。
HIZUMI氏の男性かと聴き違える程の圧倒的なパワー・ヴォイスが、
バンド・サウンドに負けじと覆いかぶさってくる。
時折聴かれるクリーン・ヴォイスとのコントラストが渋く、
聴くものをグイグイと引っ張り込んでいく!
ドライヴがかったベースのメロディー・ラインとサウンドが極上なうえ、
スピード感とキメの多いドラムもジュラシック・サウンドの要となっている。
激烈サウンドであり、スラッシーなスピード・ナンバーも収録されている
このミニ・アルバムが25周年という時空を超えた次元を駆け巡り、
これから先の活動の礎になる事は間違いない!
そんな指針的な意味合いも持ち合わせていると思う。
要注目である。

バンド側様より頂戴したサンプル音源を基にレビューを記載しました。
  バンドの皆様、関係者の皆様にこの場をお借りして御礼申し上げます。

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