本文へジャンプ 2007年 06月21日 

 

MY Collection Room

                                                       Page 04 (Album編)

『GRASS WALL 〜Ain't Dead Yet』 by BURNY PROJECT

 SIDE A
1:FRONT OF LINE
2:NO REMORSE
3:MIDNIGHT RAIN
4:NECROMICRON
5:RUNNING DOWN ON THE EDGE
 SIDE B
1:IN THE TROUBLE
2:TRY YOUR LUCK
3:953691
4:TIME WAS

元SNIPERの日下部 "Burny" 正則(Vo,G)を中心として結成。
このPROJECTのメインボーカリストは、元MURBASの岸本 友彦であり、
これがきっかけになり、"J.D.K.BAND"という流れになったであろう事が
うかがえる。
その他のメンバーは、元PRECIOUS木本 高伸(B)、
元FORT KNOX山口 昌人(Dr)、ゲストとして最後のインスト曲に
"TERRA ROSA"の岡垣 正志が参加。
どうも、CD版とLP版では収録曲順が違うようであり、
CD版の方にはHOLD ONという曲が一曲多く入っている。
しかし、CDはこの前あるサイトで売値が\20,000-前後であった。

日下部 "BURNY" 正則:Lead Vocal, Lead Guitar, Backing Vocal
岸本 友彦:Lead Vocal
木本 高伸:BASS
山口 昌人:Drums、Backing Vocal
--GUEST PLAYER--
岡垣 正志:Keyboards & Synthesizer on "TIME WAS"

『K-Works』 by 黒木 政彦

01:Megalopolis
02:Dance In The Dark
03:Alpha-G
04:Walk In The Rain
05:Night Cruising
06:River Side
07:Cinema
08:Trouble
09:Magical Breeze
10:Speed

'80年代後半のインディーズ・メタル・シーンを震撼させた
正統派ハード・ロック・バンド、"WOLF" のギタリスト、黒木政彦が、
約10年の沈黙を破ってついに復活!
自らのレーベル“Re-Birth Music”を設立し、その第1弾作品として
リリースしたソロ・アルバム。
作曲、演奏、アレンジ、プロデュース、プロムラミング、ミックスの
全てを黒木本人が担当した、一人多重録音による 
オール・インストゥルメンタルの全10曲入りで、WOLF時代を彷彿とさせる
ナンバーから、フュージョン調あり、ポップス調あり、
プログレ・ハード調ありと、WOLF時代より遥かに幅広いジャンルの
要素を取り入れた、バラエティに富んだ内容のギター・アルバムに
仕上がっている。
ギター・プレイも、10年近いブランクがあったにも関わらず、
そんなことはみじんも感じさせないテクニックを披露している。

『The Right Brain Revolution』 by 太田カツ

'96年、Rip Van Winkleを率いてマンドレイク・ルートのオムニバス 『Make It Shine Vol.2』に
参加。 最近では坂本英三バンドへの参加等で活躍した、知る人ぞ知るスゴ腕速弾き
ギタリスト、 太田カツの初のソロ・アルバム。
過去に制作した数本のデモ・テープの中から8曲をセレクトして新たに録音し直した物で、
全8曲中6曲がインストゥルメンタル。 
2曲で太田の盟友、坂本英三がゲスト・ヴォーカルとして参加してる。
とにかく太田カツのギター・プレイがハンパじゃない。 
インスト中心であるだけに、フレーズのヴァリエーションの多彩さ、音数の多さは、
洋楽の トニー・マカパインやヴィニー・ムーア等の作品と比べても遜色ないと言っても過言では
ない。そしてバラエティに富んだ楽曲の完成度も見逃せない。
ふつうこれだけインストの曲が多いと、中には1〜2曲たいくつに感じる曲があるものだが、
本作にはそれがない。 
インスト中心にも関わらず、最後まで飽きさせずに一気に聴けてしまう。
しかしそれらのことより、何と言っても一番の魅力は、彼のおぞましいまでの速弾きの
凄さであろう。 
おそらく現在の日本で、この手の様式美系ハード・ロックの速弾きをやらせたら、
彼の右に出る者はいないのではないだろうか?
よく彼のことを、イングヴェイの二番煎じと捉えている人が多いようだが、
それは大きな間違いである。
確かに彼はイングヴェイに多大なる影響を受けているのは事実だが、
彼はアルカトラス 〜初期のアルバム以降のイングヴェイを一切コピーしていない。
ここ数年はイングヴェイのアルバムを買ったこともないそうである。
曲のところどころにイングヴェイを彷彿させるフレーズが出てくるが、それは彼がイングヴェイを
コピーしまくっていた頃に 身体に染み着いてしまったもので、決して意識的に引用している
わけではない。 むしろ「イングヴェイがこの曲を弾いたら、きっとここでこう来るだろな」という
イメージで弾いているのである。
彼がギターを弾く上で常に心がけているのはインプロヴィゼイションなのである。
また、イングヴェイはもちろん、ウリ・ロート、リッチー・ ブラックモア、マイケル・シェンカー、
スティーヴ・ルカサー といった、彼が影響を受けてきたギタリスト達のカラーが、
彼なりのスタイルに昇華されて、曲に応じてちりばめられているのも、 それらのギタリストの
ファンなら思わずニヤリとさせられてしまう。
様式美系ハード・ロック・マニア、ネオ・クラシカル・ギタリスト・ファン必聴の1枚!

(参加メンバー)
Guitar:太田カツ
Vocal:坂本英三(3 & 7)
Keyboards & Manipulation:高浜祐輔

1.Introduction〜Time Fuse
2.Time To Born
3.Eyes Of The Free Will
4.Roar Of Pharaoh
5.Andante Imagination
6.Eye Of The Hurricane
7.Brainless Traitor
8.A Nuclear Particle
Bonus Track
9.Time Fuse (Guitar Minus One Version)
The Right Brain Revolution

『In The Beginning・・・』 by DANCER

 SIDE A
1:Blue Fire
2:Death Cry
3:Through In The Night
 SIDE B
1:Never Surrender
2:Frightning Sight
3:Thunder And Lightning

Vo:前田 敏仁
G:藤本 泰司
B:山崎 浩一
Ds:小川 晋介

『TALON OF KING』 by HELLEN <LP盤>

 SIDE A
1:TARON OF KING
2:ONE NIGHT CARNIVAL
3:IN THE DREAM
 SIDE B
1:LIAR
2:LONELY HEART
3:愛の炎

Vo:今越 能人
G:清水 保光
B:町田 新一郎
Kb:高梨 康治
Ds:鈴木 順一


<CD盤はPage 56に掲載しています。>


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