本文へジャンプ 2008年 12月25日 

 

Sony Style(ソニースタイル)

MY Collection Room

Page 38 (Album編)

GALNERYUS
『REINCARNATION』
01. 終わりなき、この詩
02. BLAST OF HELL
03. BLAME YOURSELF
04. SHINING MOMENTS
05. AGAINST THE DOMINATION
06. WIND OF CHANGE
07. NO EXIT
08. STARDUST
09. FACE TO THE REAL
10. SEASONS CRY
11. FAIRY TALE
12. THE FLAG OF REINCARNATION
加瀬 竜哉
『SISTER LEESA』
01.THE SINNER OF LOVE
  G,B,Kb & Back Vo:TATSUYA KASE
  Vo:EIZO SAKAMOTO
  Ds:HIROYUKI MURAKAMI
  Back Vo:AYAKO OKUYAMA
02.BLOODY SKY, BLOODY CRY
  G,B & Kb:TATSUYA KASE
  Vo:EIZO SAKAMOTO
  Ds:HIROYUKI MURAKAMI
03.AL・LAH'S EYE
  G,B & Kb::TATSUYA KASE
  Ds:HIROYUKI MURAKAMI
04.MAGIC
  G,B & Kb:TATSUYA KASE
  Vo:EIZO SAKAMOTO
  Ds:HIROYUKI MURAKAMI
  Back Vo:AYAKO OKUYAMA
05.ROCK THE PLANET
  G,B & Kb:TATSUYA KASE
  Vo:EIZO SAKAMOTO
  Ds:HIROYUKI MURAKAMI
06.DEEP INSIDE OH! MAMA
  G&B:TATSUYA KASE
  Vo:EIZO SAKAMOTO
  Ds:HIROYUKI MURAKAMI
  B:MASAKI KURATA
07.SARAH〜IN LAST X'MAS〜
  Piano,Kb & Back Vo:TATSUYA KASE
  Vo:EIZO SAKAMOTO
08.CHANCE TO SURVIVE
  G,B,Kb & Vo:TATSUYA KASE
  Vo:EIZO SAKAMOTO
  Ds & Perc.:HIROYUKI MURAKAMI
  Back Vo:AYAKO OKUYAMA
09.CALL YOUR NAME
  A.G.,B & Kb:TATSUYA KASE
  Ds:HIROYUKI MURAKAMI
10.SANCTUARY
  Kb:TATSUYA KASE
11.SISTER*LEESA

  G,B,Kb & Back Vo:TATSUYA KASE
  Vo:EIZO SAKAMOTO
  Ds:HIROYUKI MURAKAMI
  B:MASAKI KURATA
  Back Vo:AYAKO OKUYAMA


マルチ・ミュージシャン・加瀬竜哉が、
'92年にThird Stage RecordsのGuitarist Selection Series 1で
発表したソロ・アルバム。
Voの坂本英三のヴォーカルも天才マルチ・プレイヤー加瀬のサウンド作りに
彩を添えている。
HRチューン、キャッチー、ブルージーなものと
彼が聴いてきた音楽を見事に昇華させた作品となっている。
"THE SINNER OF LOVE"、"SISTER LEESA"は必聴モノ!



 ~ Profile ~
1964年、東京都渋谷区生まれ
guitar/bass guitar/keyboards/violin/drums/percussion player,
programmer, pro tools opelator, engineer, musical producer,
song writer, arranger, singer, CM creater, writer


高校生の時に出逢った多重録音とrock musicに魅了され、ジャンル/楽器/形式などを選ばず様々なアプローチで
音楽制作を行うmulti player/artist。

バンド活動を中心に'90年にゲームソフトで作曲家デビュー、以後多くのセッション/スタジオワークを経て
'93年に初のソロアルバム"SISTER LEESA"を発表。japanesemelodias hard rockの名盤と謳われ、
既に廃盤となった現在も高額取引されている。'90年代後半からは多くのセッションに参加し、
アニメタル(ギター)虹伝説(ベース)MITSUO(キーボード)などで複数のパートを同時にプレイし、
日本rockシーン屈指のmulti playerの名を欲しいままにする。

21世紀に入りrock bandの殿堂・bazooka-studioと契約、ミックス/マスタリングエンジニアとしての活動をスタート、
演奏活動と平行して多くのヒット作を制作し、最大で年間300枚近いCD制作に関与。同時に音楽producerとしても様々なartistとの制作活動を行い、形式に捕らわれない新世代の音楽制作スタイルを確立。
'05年にはそれまで一度も手を出さなかった"歌う"と言う分野にも初挑戦。'06年に自らのレーベル"1964records"を設立し、
女性singer5人を集めたcompilation album"flowers"をproduce。FM NACK5でのレギュラー番組や
media jack tourなどを含む全国規模のpromotionを展開。その後"flowers"にも収録の女性singer、
サヤカとのunit"サヤカimpossible"のproducer/memberとして活動し、アルバム"nude"を発表。
また'07年5月には自身のmanagement office、"dragonlion"を設立、'08年はソロ・アルバム制作を発表。

また、'05年にオープンした自身のofficial website"加瀬竜哉.com"では多くのコンテンツを展開。
音楽情報を中心に様々なジャンルについて独自の解釈によるコラムを執筆、
中でも自ら「ライフワーク」とするF1/motor sportsコラム"no race, no life"は驚異的なヒット件数を誇り、
大手出版社から単行本化のオファーが殺到するなど、多方面で評価を得た。

現在進行中のコンテンツ"no river, no life"では、東京オリンピック(自身誕生の'64年10月に開催)を機に
暗渠化された都市河川を取り上げ、自身のライブ活動に於いては童謡"春の小川"を歌い、
その歴史について語っている。'08年10月にはNHKのTV番組"熱中時間"に"暗渠熱中人"として出演、
番組内で暗渠となった渋谷川に入り"春の小川"を歌った。

その他bazooka-studioのweb radioではパーソナリティとしても活躍中。
AREA51
『Ankh / アンク』
1. Invitation
2. Chaotic Phase
3. Extend Wings
4. Domain
5. Fate
6. Sky Above Clouds
7. Alea Jacta Est
8. Ankh
9. The Last
ANTHEM
『Black Empire / ブラック・エンパイア』
01.BLACK EMPIRE / ブラック・エンパイア
02.HEAT OF THE NIGHT / ヒート・オブ・ザ・ナイト
03.YOU / ユー
04.GO INSANE / ゴー・インセイン
05.WALK THROUGH THE NIGHT / ウォーク・スルー・ザ・ナイト
06.EMPTINESS WORLD / エンプティネス・ワールド
07.TELLING YOU / テリング・ユー
08.PILGRIM / ピルグリム
09.AWAKE / アウェイク
10.PERFECT CRAWLER / パーフェクト・クロウラー

このアルバムを聴いてまず感じたのは、
アンセムが示した、彼らの進むべき新しい方向性というものだ。
まずは、タイトル曲の "Black Empire" で幕を開けると、
楽曲の根本にあるのは間違いなくロックなのだが、覚えやすいメロディと、
その中にある芯の強いロック・サウンドとの融合である。
続いて、"HEAT OF THE NIGHT" は、出足は早いビートで
押しまくる感じだが、サビ部分に入ると心地よい小気味よい歌メロが耳に残る。
Track 04の "GO INSANE" では、極上のギター・サウンドとリフが心を揺さぶる。
このギター・ソロが今まで清水氏が弾いていた楽曲の中で一番極上とも言える
テクニックとメロディ・センスを披露しているように感じる!
変わって "WALK THROUGH THE NIGHT" では、ギターはクリーン・トーンで始まり、
歌メロも柔らかく包み込むように耳に優しく語りかけるようである。
Track 08の "PILGRIM" は、清水氏の手によるインスト・ナンバー。
どこかもの悲しい印象を与えるメロディの構築も、ところどころに中近東的な
メロディを織り交ぜながら、今までの清水氏のインストとはまったく違う印象を与えることに成功している。

前作『Immortal』を軽く超え、彼らの名盤とも思っていた『SEVEN HILLS』 とも肩を並べるくらいに力作だと言えること。
いや、むしろこのアルバムの方が楽曲の幅があり、全体を通して彼らの新しい方向性を知る上でも、
必聴盤である事は間違いない。
   

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