本文へジャンプ 2007年 06月21日 

 

Indies Sound Guide
〜Singles〜

Page 1 (ア〜オ)

『Hang On Night』 by アイオン

 SIDE A
1:Hang On Night
 SIDE B
1:Bloody

Vo:笹野 学
G:落合 泉
B:三輪 達也
Ds:佐分 利淳

'87年7月発表。彼らのファースト・シングル。
スラッシュ・メタルともパワー・メタルともいえないスピード感がある
メロディアスな2曲が収録されている。

『Like A Midnight Sun』 by アイボリー・ゲイト

 SIDE A
1:Like A Midnight Sun
 SIDE B
1:Time In Your Life

Vo:Jay
G:Rommy
B:Rocky
Ds:Leo

間違いなく、ジャパニーズ・ヘヴィ・メタル・インディーズ初の
アイテムが、このシングル。
'81年10月東京のベテラン・ハード・ロック・バンド、
アイボリー・ゲイトがこのシングルを発表した。
サウンドはヘヴィ・メタルというよりも、完全にハード・ロック。
4人のメンバーが築き上げたアンサンブルは、まさに4人の
自己主張のぶつかり合いであり、歴史的にも貴重な1枚。

『POWERFUL MOTION』 by アインハイト

 SIDE A
1:POWERFUL MOTION
 SIDE B
1:SHAM WORLD

Vo:中野 直樹
G:郷 和夫
B:村田 幸史
Ds:山田 登志矢

'83年位まで京都で活動していた幻のバンド、アインハイトが
当時リリースした貴重な7インチ・シングル。全体的に軽めの
サウンドで、ロックぽくないヴォーカルの歌い回しが印象的。

『ELIZA』 by イライザ 

 SIDE A
1:SCORPION
 SIDE B
1:DRIVING ROLLER

Vo:RYUGO ITO
G:KIMIHIKO SATO
G:HIKOMI KAWASAKI
B:HISAAKI KOGAMO
Ds:NOBUYUKI KODERA

北海道のメタル・バンド、イライザのファースト・シングル。
これには、「聖・戦士」という1曲入りフォノ・シートも付いていた物で、
実際は3曲入りのシングル。
『Born To Be Wild, To Be Free』 by イライザ

 SIDE A
1:Born To Be Wild, To Be Free
2:Shot!
 SIDE B
1:Never Say Die
2:Burning (The King Of Destiny)

Vo:RYUGO ITO
G:KIMIHIKO SATO
G:HIKOMI KAWASAKI
B:HISAAKI KOGAMO
Ds:NOBUYUKI KODERA

イライザの12インチ・セカンド・シングル。ツイン・ギターの魅力が
余すところなく伝わってくる秀作。
 『Doctor (You're Just Callin' For・・・』 by インスパイア
 A面
1.Doctor (You're Just Callin' For・・・)
 B面
1.Leads To The Lights

Vo:インスパイア1号
G:インスパイア2号 (2代目)
B:インスパイア3号
Ds:インスパイア4号 (2代目)

Vo.の個性で有名な大阪のブキミ・メタル、インスパイア初の
自主制作シングル。
往年のブリティッシュ・ハードを根底とした、
暗〜い、独特のナンバー2曲入り。
『SHUT UP! 』 by ヴァージン・ロックス

 SIDE A
1:I CAN BELIEVE ONLY MIND
 SIDE B
1:DREAD TO DEATH

Vo:Chitose
G:Masaki
B:Tetsu.O
Ds:Tetsu.M
Kb:Chari (Guest)

東京のハード・コア・パンクのベテランとして有名だった
THE COMESが改名して、サウンドもヘヴィ・メタル路線に改めて
リリースした7インチ・シングル。
女性ヴォーカリストChitoseの中性的なハスキー・ヴォイスは、
メタル系サウンドにもフィットしている。
『You've Got The Heart Rock』 by ヴァックス・ポップ (VAX POP)
 SIDE A
1:KEEP ON ROCKIN
 SIDE B
1:HOLD BACK THE NIGHT

Vo,G:MASAHIKO OGURA
G,Cho:TOMOHIRO IRIE
B,Cho:KOZO SUGANUMA
Ds:TADAHIRO SAITO

'86年初頭に発表したシングル。彼らの持ち味であるコーラスの
美しさとカッチリと計算されたアンサンブル、そしてポップで
キャッチーな曲が印象に残る。
いい意味で、ジャーニーにも通じるアメリカン・ポップをやらせたら、
まずこのバンドがピカイチ。録音もよく文句なしの1枚。
『VISUAL SCANDAL』 by ヴィジュアル・スキャンダル

 SIDE A 
1:マ・シェール
 SIDE B 
1:第3番目のシンフォニー

Vo:SHION
G:ELIZA
G:MARK
B:CHERRY
Ds:ANGUE
Kb:Milky
Kb:Hiro

'83年に発表。中期ヴィジュアル・スキャンダルのメンバーに
よるもので、プログレッシヴ・ロックの手法を取り入れた
ハード・サウンドは、彼らのケバケバしいルックスによく似合っていた。あきらかに初期のノヴェラに影響を受けてはいるが。
『I'LL KILL YOU』 by エックス
                      
 SIDE A
1:I'LL KILL YOU!!
 SIDE B
1:BREAK THE DARKNESS

Vo:Toshimitsu Deyama
G:Yuji Izumiya
G:Tomoyuki Ogawa
B:Atsushi Tokuo
Ds:Yoshiki Hayashi

メンバー・チェンジの激しかった彼らが'85年にリリースした
ファースト・シングル。
これはマニアの間でもあまり知られていなかった貴重な物。
『オルガズム』 by エックス

 SIDE A
1:オルガズム
2:Time Trip Loving
 SIDE B
1:X

Vo:TOSHI
G:JUN
B:HIKARU
Ds:YOSHIKI

エックスのセカンド・シングル。

『ROCK'N POWER』 by エルサレム (JERUSALEM)

 SIDE A
1:ROCK'N POWER
 SIDE B
1:JULIA

Vo:Kooshi Matsuyama
G:Hiromi Suzuki
B:Katsumi Seki
Ds:Masayuki Hirata

松山のクセのあるVo.を中心とした、アメリカン・スタイルの
タイトなサウンドが聴き物。
個性的ではあまりないが、全体的なまとまり完成度にかけては、
なかなかの作品と言える。

※画像提供:REACTION MANIAさん

 画像をクリックすると歌詞カードをご覧頂けます。

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