本文へジャンプ 2012年 01月16日 

 


METAL BAND GUIDE

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X JAPAN等で御活躍されておられたTAIJI(本名・沢田泰司)氏が御逝去されました。
享年45歳。
慎んで御冥福を心より御祈り申し上げます。

BAND

MEMBER

        DEMO TAPE/RECORD

エックス (エックス・ジャパン)
X (後に、X-JAPAN)

左から、YOSHIKI、TOSHI





---第1期---
Vo:Toshimitsu Deyama
G:Yuji Izumisawa
G:Tomoyuki Ogawa
B:Atsushi Tokuo
Ds:Yoshiki Hayashi

---第2期---
Vo:TOSHI
G:JUN
B:HIKARU
Ds:YOSHIKI

---第3期---
Vo:TOSHI
G:Terry
G:Eddy
B:Atsushi
Ds:YOSHIKI

---第4期---
Vo:TOSHI
G:HIDE
G:PATA
B:TAIJI
Ds:YOSHIKI

※かなりメンバー変更が
 激しいバンドであった為、
 分かっている範囲で
 書きます。
     ---第1期---
・2曲入りシングル
 『I'LL KILL YOU』

 
A面
1.I'LL KILL YOU!!
 
B面
1.BREAK THE DARKNESS


     ---第2期---
・3曲入りシングル
 『オルガズム』

 
A面
1.オルガズム
2.Time Trip Loving
 
B面
1.X

     ---第3期---
・オムニバス・アルバムLP  
 『HEAVY METAL FORCE ?V』に1曲参加。
1.BREAK THE DARKNESS


--- X 時代 ---
『VANISHING VISION』


01.DEAR LOSER
02.VANISHING LOVE
03.PHANTOM OF GUILT
04.SADISTIC DESIRE
05.GIVE ME THE PLEASURE
06.I'LL KILL YOU
07.ALIVE
08.KURENAO
09.UN-FINISHED...

『BLUE BLOOD SPECIAL EDITION
(期間限定盤)


01PROLOGUE(〜WORLD ANTHEM)
02BLUE BLOOD
03WEEK END
04EASY FIGHT RAMBLING
05X
06ENDLESS RAIN
07紅
08XCLAMATION
09オルガズム
10CELEBRATION
11ROSE OF PAIN
12UNFINISHED
<メーカー/レーベルより>
あのサウンドが蘇る、奇跡のリマスター盤
1989年、Xのメジャー第一弾アルバムとして発売された、
誰もが知っている日本ロック史に於いて
最も重要な名盤『BLUE BLOOD』が、
最新技術を駆使したリマスターを施され今、
ダイナミックに蘇る。
リマスター盤と、インストゥルメンタル・トラックを
収録した盤をコンパイルした期間限定のCD2枚組、
スペシャル・エディションとしての発売です。
当時を知る往年のファンから、伝説が伝承された
若いファンまで、全ロックファンのマストアイテム、
絶対に聞き逃せない1枚です!
また、『Jealousy』のスペシャル・エディションも同時発売。
◆期間生産限定盤…2007年5月末日まで/
CD2枚組(オリジナル盤の完全リマスタリング+
インストルメンタル盤)


『JEALOUSY』


01.ES DURのピアノ線
02.SILENT JEALOUSY
03.MISCAST
04.DESPERATE ANGEL
05.WHITE WIND FROM MR. MARTIN
06.VOICELESS SCREAMING
07.STAB ME IN THE BACK
08.LOVE REPLICA
09.JOKER
10.SAY ANYTHING

『破滅に向かって』


<DISK 1>
01.WORLD ANTHEM(S.E.)
02.SILENT JEALOUSY
03.SADISTIC DESIRE
04.DESPERATE ANGEL
05.STANDING SEX
06.WEEK END
07.DRUM SOLO
08.HIDEの部屋
09.VOICELESS SCREAMING
<DISK 2>
01.PIANO SOLO〜
02.ES DURのピアノ線
03.UNFINISHED
04.CELEBRAION
05.オルガズム
06.紅
07.JOKER
08.X
09.ENDLESS RAIN
1992年1月7日の東京ドーム3DAYSのライブアルバム。

--- X-JAPAN 時代 ---
『ART OF LIFE』


01.ART OF LIFE

『ART OF LIFE
<特製スタンド付>



『DAHLIA』


01.DAHLIA
02.SCARS
03.LONGING 〜跡切れたmelody〜
04.RUSTY NAIL
05.WHITE POEM I
06.CRUCIFY MY LOVE
07.TEARS
08.WRIGGLE
09.DRAIN
10.FOREVER LOVE 〜Acoustic Version〜

『LIVE LIVE LIVE』

<DISK 1>
01.PROLOGUE (1993.12.31)
02.BLUE BLOOD (1993.12.31)
03.SADISTIC DESIRE (1993.12.31)
04WEEK END (1995.12.31)
05.ROSE OF PAIN (1994.12.31)
06.TEARS (1995.12.30)
07.STANDING SEX (1993.12.31)
08.COUNT DOWN 〜 X (1993.12.31)
09.ENDLESS RAIN (1993.12.31)
<DISK 2>
01.AMETHYST (1996.12.31)
02.RUSTY NAIL (1996.12.31)
03.DAHLIA (1996.12.31)
04.CRUCIFY MY LOVE (1996.12.31)
05.SCARS (1996.12.31)
06.WHITE POEM I (1996.12.31)
07.DRAIN (1996.12.31)
08.SAY ANYTHING (1995.12.31)
09.TEARS (1993.12.31)
10.FOREVER LOVE (1996.12.31)

『BALLAD COLLECTION』


01.FOREVER LOVE
02.LONGING
03.ENDLESS RAIN
04.CRUCIFY MY LOVE
05.ALIVE
06.SAY ANYTHING
07.UNFINISHED
08.TEARS
09.FOREVER LOVE
10.THE LAST SONG

『PERFECT BEST』
<DISK 1>
01.PROLOGUE(〜WORLD ANTHEM)
02.I'll Kill You
03.BLUE BLOOD
04.Rusty Nail
05.Say Anything
06.Vanishing Love
07.Tears
08.ART OF LIFE(Radio Edit)
09.Kurenai(紅)
10.Stub Me In The Back
11.STANDING SEX
12.DAHLIA
<DISK 2>
01.WEEK END
02.Sadistic Desire
03.ENDLESS RAIN
04.Forever Love
05.オルガズム
06.X
07.THE LAST SONG
<DISK 3>
01.YOSHIKIスペシャル・インタビュー


『LIVE IN HOKKAID』


01.アメジスト
02.ラスティ・ネイル
03.サディスティック・デザイア
04.SCARS
05.ダリア
06.ウイークエンド
07.エンドレス・レイン
08.紅
09.ロンギング
10.<ドラム・ブレイク>
11.アンフィニッシュド
12.X
去年の12月31日に惜しまれつつ解散してしまった彼らの,
最後のリリースとなりそうなライヴ・アルバム。
タイトルに{ブートレグ}とあるように,CDを出すために録音されたものではない音質だ。
隠し録りしたテープを聴いているような感じに趣がある。

『LIVE,LIVE,LIVE,EXTRA』


1.紅
2.リグル
3.<ヒース・ソロ>
4.<ヒデ・ソロ>
5.<ピアノ・ソロ>
6.<ドラム・ソロ>
7.オーガズム
解散してしまったX#JAPANのライヴ・アルバム。
昨年末の年越しライヴの音源を収録している。
「紅」で始まり,「オーガズム」で終る7曲中の4曲が,
メンバーそれぞれのソロというのも思わせぶりな構成で,
ファンにとっては複雑な思いなのではないでしょうか。

『The Last Live~最後の夜~』

<Disc 1>
1.Amethyst
2.Rusty Nail
3.SCARS
4.DAHLIA
5.Drum Break
6.DRAIN
7.PIANO SOLO
<Disc 2>
1. Crucify My Love
2.Longing~跡切れたmelody~
3.紅
4.Orgasm
5.DRUM SOLO
6.Forever Love
<Disc 3>
1.PROLOGUE
2.X
3.ENDLESS RAIN
4.CURTAIN CALL(Say Anything)
5.The Last Song
6.EPILOGUE(Tears)

『X-JAPAN BEST ~FAN'S SELECTION~』


<Disc 1>
1.紅
2.Silent Jealousy
3.ENDLESS RAIN
4.Rusty Nail
5.Tears
6.ART OF LIFE
<Disc 2>
1.DAHLIA
2.Say Anything
3.Forever Love
4.Longing~跡切れたmelody~
5.SCARS
6.CRUCIFY MY LOVE

KSC-2105
1995.01.01
『破滅に向かって’92.1.7 TOKYO DOME LIVE』


<Disc 1>
1.World Anthem(S.E) / ワールド・アンセム(S.E.)
2.Silent Jealousy / サイレント・ジェラシー
3.Sadistic Desire / サディスティック・デザイア
4.Desperate Angel / デスパレイト・エンジェル
5.Standing Sex / スタンディング・セックス
6.Week End / ウィーク・エンド
7.Drum Solo / ドラム・ソロ
8.Hideの部屋
9.Voiceless Screaming / ヴォイスレス・スクリーミング
<Disc 2>
1.Piano Solo / ピアノ・ソロ
2.Es Durのピアノ線 / エス・ドゥアーのピアノ線
3.Unfinished / アンフィニッシュド
4.Celebration / セレブレーション
5.オルガスム
6.紅
7.Joker / ジョーカー
8.X
9.Endless Rain / エンドレス・レイン

『X JAPAN COMPLETE II』


<Compact Discs>
Disc 1: ART OF LIFE
Disc 2: DAHLIA
Disc 3: LIVE LIVE LIVE TOKYO DOME 1993-1996 (2枚組)
Disc 4: Live Live Live Extra
Disc 5: X JAPAN LIVE IN HOKKAIDO 1995.12.4 BOOT LEG
Disc 6: Art of life live
Disc 7: The Last Live (3枚組)
<DVD>
DVD 1: DAHLIA THE VIDEO VISUAL SHOCK #5 PART I&II
DVD 2: DAHLIA TOUR FINAL
DVD 3: X JAPAN CLIPS II
DVD 4: THE LAST LIVE VIDEO (2枚組)
DVD 5: ART OF LIFE LIVE 1993.12.31 TOKYO DOME
<Premium Bonus DVD>
Bonus DVD 1:X FILM GIGS 1993〜VISUAL SHOCK 攻撃再開〜 Directors Cut
Bonus DVD 2: Super Rare Clips 1987 XCLAMATION〜紅-KURENAI
幼少の頃からの友人だったYOSHIKIとTOSHIは、中学生の時に「NOISE」を結成。1982年に始めたのがXだった。
Xというバンド名は当初「正式なバンド名が決まるまでの、仮の名前」であった。
「1文字だと、コンテストのパンフレットで目立つから」という、軽い気持ちだったという。
当時のXは、コンテスト荒らしとして地元では有名なバンドで、TOSHIはバレーボール部と掛け持ちしていた為に、坊主頭で出場していた。
幼少の頃からピアノを習っていたYOSHIKIは、高校生当時「勉強もできてピアノも弾けるが、不良」という、
学校にとっては厄介な存在だった。当時の様子をYOSHIKIは「バリカンを持った先生に館山市内を追い掛けられた」と、
テレビ朝日「徹子の部屋」出演時に回想している。
金髪リーゼントなのに期末試験ではトップクラスの成績、学校行事ではピアノを演奏するなど、当時から異彩を放っていた。
高校卒業後の進路として武蔵野音楽大学へ推薦入学するはずだったYOSHIKIは、クラシックに対して行き詰まりを感じ、
入試1週間前の1984年1月に突如入試を断念してしまう。
YOSHIKIは、ロックバンドとして成功する道を選び上京。TOSHIも、バンド活動の為に都内の調律の専門学校へ進学。
こうして2人は活動拠点を東京に移した。

1985年6月、初のシングル「I'LL KILL YOU」をDADA RECORDSからリリース。
1986年4月に「オルガスム」をリリースする。
一時期ヘルプとしてXに参加していたTAIJIが1986年の年末に正式に加入。
ビクターから発売されたオムニバス・アルバムのレコーディングでPATAがヘルプで参加。
その後、1987年初めには、サーベルタイガーを解散させ美容師になる決心をした
HIDEをYOSHIKIが説得し、Xに加入させた。
いつの間にかPATAも正式にメンバーとなり、メジャーデビュー時のラインナップが揃った。
こうして最高のメンバーが揃ったXは精力的に活動を続け、1988年4月、遂にアルバム「VANISHING VISION」をリリース、
発売1週間で初回プレス1万枚を完売する。
1989年4月21日、CBSソニーからアルバム「BLUE BLOOD」でメジャーデビュー。
破竹の勢いでメジャーシーンを突き進むXであったが、YOSHIKIの過激すぎるドラム・プレイがアクシデントを引き起こした。
同年11月23日の渋谷公会堂でのライブ中にYOSHIKIが倒れ、以降のツアーは全て中止されたのである。
この時から、YOSHIKIは首や腕に「爆弾」を抱えながらバンドを続ける事となる。
アメリカ・ロサンゼルスでの長期レコーディングでは、またYOSHIKIが倒れてしまう。
Xの最高速曲である「STAB ME IN THE BACK」のレコーディング後に頚椎の異常を訴え、以降のレコーディング・スケジュールは大幅に延期。
翌7月1日、アルバム「Jealousy」をリリース。
しかしこの時、既にYOSHIKIとTAIJIの間には溝ができていた。1992年1月5、6、7日には日本人アーティストとして初めてとなる、
東京ドーム3DAYS公演を敢行し12万人を動員。
だが、このライブにおいて、ファンは「TAIJIに何かがある」事を感じざるを得なくなる。
そして、1月末の「ミュージックステーション」番組内において、ビデオ・メッセージによりTAIJIの脱退が発表される。
そして1992年夏、海外進出を決めたのは良かったものの、アメリカ・ロサンゼルスに同名の「X」というバンドが存在したため、
X JAPANに改名。
「DAHLIA」のレコーディングが終わらぬまま、1995年11月遂にアルバムが未発表にもかかわらず
全国ツアー「DAHLIA TOUR1995-1996」が開始されてしまう。
YOSHIKIの体調を考慮して、基本的に1〜2週間に1個所で2daysという緩い日程だった…
にもかかわらず18公演中、7公演が中止という、悪夢としか言いようが無いものになってしまった。
そして長期のレコーディングの末、1996年11月4日に最後のオリジナル・アルバム「DAHLIA」がリリースされた。
1997年4月、音楽性・方向性の違いによりTOSHIが脱退する。
後任のヴォーカルを見つけられなかったバンドは、「2000年X JAPAN復活再結成、その為の一旦解散」を決定。
9月22日読売新聞紙上に広告を掲出、解散を発表した。同日、記者会見を開き、X JAPANは解散した。
その後、ファンに対する「けじめ」としてライブをしよう、とHIDEがYOSHIKIを説得。
TOSHIも参加して、1997年12月31日に東京ドームで「THE LAST LIVE〜最後の夜〜」が行われ、終了後出演した
紅白歌合戦のステージで幕引きとなった。「2000年再結成」までの間、各メンバーはソロ活動を展開する。
中でもHIDEは、hide with Spread Beaver名義で精力的に活動を始めた。その矢先、1998年5月にHIDEは急死してしまう。
これにより、2000年のX JAPAN再結成は幻となった。

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