本文へジャンプ 2012年 06月23日 

 


METAL BAND GUIDE

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KRUBERABLINKA,Aphrodite,Jill's Project EX
Live at
大阪・心斎橋MusicClub JANUS
May 6, 2012
KRUBERABLINKA / クルベラブリンカ

1. Don't be so mad
2. Zulu Suit
... MC
3. 太陽
... MC
4. ベース・ソロ~砂山
5. ギター・ソロ~キーボードソロ~帳 (とばり)
6. だれも
7. 業火

Vo:赤尾 和重
G:鈴木 広美
B:山崎 浩一
Ds:泉谷 賢
Kb:岡田 英之

この日最初に登場したのは赤尾さんのニューバンドであるクルベラブリンカ。
先に発売されたミニ・アルバムから全曲と新曲を含む7曲の演奏だった。
1曲目はアルバムと同じ"Don't be so mad" から始まった。
刻まれるギター・リフと同調してベースの思いうねりと
ドラムの小気味よいリズムに合わせて赤尾さんの力強いヴォーカルが、
えも言えぬ存在価値を高めている。
クルベラブリンカという新しい存在をオーディエンスに魅せつけ
グイグイと引き込んでいく様はまさに圧倒的と言える。
テラ・ローザ時代よりも声量があがったよね!!と思いながら聴いておりました。
それと、さすがに若い頃から和製ロニー・ジェイムス・ディオとの
異名をとる赤尾さんまったく音程にブレがない。
この後やっとこさ購入したアルバムは、ここ最近の中でもヘビロテで聴いておりますです。

早く終わったなというステージでした。フル・アルバムを発表してフルでのステージを
次回は必ず観たいなと思った当日の夜でした。
Aphrodite / アフロディーテ
1. S.E. ~ 紅蓮の炎
2. Holy,unholy
... MC
3. 人形愛
... MC
4. Day Dream

Vo:荒木 真為
Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
B:関 "ANI-Katsu" 勝美
Ds:堀江 仙人
G:西村 守

東方プロジェクトというPCゲームのBGMを様式美ハード・ロック・アレンジで
聴かせるこちらも様式美メタルです。
このバンドのフロントマンいや、フロントレディーである荒木さんの声量も凄い!
どこからこんな声が出るんだろう!?ってくらいに
細身の身体から発せられるパワフルな声に圧倒されます。
この後出演のジルプロEXのメンバーである岡垣氏と関氏も在籍。
ドラマーはスターレス、シェラザード、ウルフ、テラローザなどなど数多くのバンドで
活躍されている堀江仙人ですが、音デカイけど、繊細なドラミングを聴かせてくれます。
ギターは本来鈴木広美氏なんですが、当日クルベラブリンカにも出演するので
西村氏がギターを代役されて出演。
氏のギターを聞くのは初めてでしたが、凄く綺麗なギターを
弾くっていうんでしょうかねぇ。。。
すみません管理人はギター下手なんで、ギターに関する事になると
極端にボキャブラリーが激減してしまします・・・(~_~;)
曲数は少なかったんですが、十分に楽しめるアフロディーテのステージでした。
Jill's Project EX / ジルズ・プロジェクト EX
1. REACH OUT FOR SOMETHING
   Vo:千田 忠彦
   G:日下部 "Burny" 正則
   B:関 "ANI-Katsu" 勝美
   Ds:出原 卓
   Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
2. I HAVE THE SHAKES
   Vo:千田 忠彦
   G:日下部 "Burny" 正則
   B:関 "ANI-Katsu" 勝美
   Ds:出原 卓
   Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
3. CRAZY ME
   Vo:千田 忠彦
   G:日下部 "Burny" 正則
   B:関 "ANI-Katsu" 勝美
   Ds:出原 卓
   Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
4. DEFEND OUR BOAST
   Vo:千田 忠彦
   G:足立 "YOU" 祐二
   B:関 "ANI-Katsu" 勝美
   Ds:出原 卓
   Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
5. HEAVY RAIN SHEDS BLOOD
   Vo:千田 忠彦
   G:日下部 "Burny" 正則
   G:足立 "YOU" 祐二
   B:関 "ANI-Katsu" 勝美
   Ds:出原 卓
   Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
6. UPSURGE UNCONSCIOUS
   Vo:祇上 養一
   Vo:千田 忠彦
   G:日下部 "Burny" 正則
   G:足立 "YOU" 祐二
   B:関 "ANI-Katsu" 勝美
   Ds:出原 卓
   Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
7. I'm HERE FOR YOU
   Vo:祇上 養一
   Vo:荒木 真為
   G:日下部 "Burny" 正則
   G:足立 "YOU" 祐二
   B:関 "ANI-Katsu" 勝美
   Ds:出原 卓
   Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
--- アンコール ---
8. FRIDAY FREE FAIR
   Vo:赤尾 和重
   G:足立 "YOU" 祐二
   B:関 "ANI-Katsu" 勝美
   Ds:出原 卓
   Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志

Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
B:関 "ANI-Katsu" 勝美
Ds:出原 卓
G:日下部 "Burny" 正則
G:足立 "YOU" 祐二
Vo:千田 忠彦
Vo:祇上 養一

そして、今夜のメイン・イベントであるジルズ・プロジェクト EX の登場です。
S.E.が終わり、"REACH OUT FOR SOMETHING" の冒頭の
オルガン・サウンドがかかるとオーディエンスのボルテージも上がり、
バーニー氏の刻むリフから始まるこの曲。
何十年ぶりに見たことだろうバーニー氏のギター・ワーク!!
思わず涙が溢れるくらいに興奮する自分が居ました。ウルウル・・・
足立氏のステージもバーボンハウスで観て以来だから、何十年ぶりだ???
ってくらいに久しぶりに、氏の指先から紡ぎだされる美メロの雨に打たれながら
感慨に耽っておりました。
大きなウネリとヘヴィに刻むベース・ラインに、
パワフルでありながらグイグイとバンドを引っ張っていく出原氏のドラミング。
時には妖しく、美しくもあるキーボード・サウンドでバンドのメイン・カラーを
色付けていく岡垣氏の奏でるメロディー。
今回のヴォーカルはDEAD EYED SPIDER で活躍する千田氏が担当。
氏のスタイルは高音域も凄いですが、中音域から若干高めまでが
凄くカッコよく伸びるんですね〜!!力強いしCDで聴くのとはまた違った意味での
良さが出てると思いました。
ステージも中盤になるとバーニー氏とYOU氏のダブル・ギターで魅せます!
そして、オリジナル・シンガーである祇上氏の登場で
ますます盛り上がりをみせていくオーディエンスと、
それに呼応するかの如くステージ上のメンバーの熱い演奏が織り成す
えも言えぬ一体感がClub JANUSの空間を埋め尽くしていく。
熱い熱いステージも終わりを告げると、
”まだモノ足りない。熱い心をもっと聴かせてくれ!”と叫ぶように
すぐさまアンコールの嵐が続く。
それに応えるようにメンバーがステージに再登場。
なんと、ラストは赤尾さんを迎えてのテラ・ローザ時代の名曲である
"FRIDAY FREE FAIR" での締めくくりに集まった多くのオーディエンスは
涙モノになったに違いない!!
まさか、ここで足立氏と赤尾さんを迎えてのこのナンバーが
聴けるとは思っていなかったので、まさにサプライズなプレゼントである。
福山から高速バスで行った甲斐があったというもんである!!
しかし、大阪(関西)って今でもすごく熱い地なんだなぁ〜と、改めてつくずく思った。
ジャパメタの聖地である関西にまた住みたいな!と思いましたよ、ホント(^。^) !!


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